北九州エリアにおける地域DMO候補法人として活動していました当組合が、観光庁より令和5年3月31日付けで正式に「登録観光地域づくり法人(登録DMO)」に認定されました。
認定に伴い、地域で活躍される街づくり団体の皆さまのお力を借りながら、これまで以上に観光振興を通じて北九州エリアの地方創生に励んでまいります。

▼観光庁HP登録DMO一覧▼
https://www.mlit.go.jp/kankocho/seisaku_seido/dmo/ichiran.html

将来的な人口減少などの問題を抱える中、イベントを通して北九州市に観光客を誘致・集客することを目的とした「滞在型観光」の必要性等について、同地域内で広域DMO法人「一般社団法人海峡都市関門DMO」として活動されている代表理事・巖洞秀樹様、CMO・二宮佳範様をお招きして意見交換会を実施いたしました。

観光地域づくり候補法人(DMO)意見交換会
観光地域づくり候補法人(DMO)意見交換会

DMOはまだまだ社会的認知度も低く、具体的にどのような活動をすればよいのか未知数な部分が多い状況です。
認定に伴いをまずは理解を深め、今後北九州市の観光地域づくりの舵取り役を担っていくため、当組合主催で、名鉄観光サービス顧問として、様々な観光事業をプロデュースされている「小高 直弘(こだか なおひろ)」様に講師をお願いし、DMOと観光による街づくりの研修会を開催しました。多くの関係団体の皆様にもご参加いただく中、時代とともにかわる行政戦略による地域の中でのDMOの有効性やこれから掲げるミッションでの数値化できるデータやロジック・戦略の重要性など、様々なお話をいただく中で改めて戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人としての活動の必要性を認識できました。

認定に伴いDMO勉強会

当組合が令和3年11月4日、観光庁より観光づくり候補法人(候補DMO)に認定をされました。DMOとは、地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人です。
認定に伴い、私たちKESAも、地域で活躍される街づくり団体の皆さまのお力を借りながら、我々の特徴を活かした「観光×イベント」をキーワードに、北九州の観光を通じた地方創生に向けて走り出します。

※DMO=(Destination Management/Marketing Organization)の略



観光地域づくり候補法人登録証

2020年2月開催の北九州マラソンに、北九州イベントスタッフ協会のスポンサー枠で出場された福本かおりさんから、お礼のメッセージをいただきましたのでご紹介します。
(掲載写真:北九州マラソン実行委員会事務局提供)


北九州マラソン2020に参加して


北九州イベントスタッフ協会様より、
スポンサー枠をご提供いただき、
北九州マラソン2020に出場することができました。
ご配慮いただき、ありがとうございます。
大会当日はあいにくの悪天候でしたが、
初めてのフルマラソンは一生の思い出になりました。

私は視覚障がい者です。
目は不自由ですが、市内の企業に勤務して、
パソコンを使った業務をしています。
一人暮らしをしながら、家事をこなし、
趣味を楽しみながら、充実した毎日を過ごしています。
昨年から定期的にランニングをするようになりました。

ランニングとはいっても、
ゆっくりしたペースで数キロを走るくらい。
北九州マラソンに出てみないかと誘われた時も、
42.195キロを6時間で完走するのは難しいと思いました。
それでも、北九州の一大イベントと聞いていたので、
思い切ってトライしてみることに。

マラソン本番の2月16日、降り続く雨と強風の中、
伴走さんと寒さに震えつつ走りながら、
不思議と諦める気持ちは起こりませんでした。
沿道からの声援、すれ違うランナー仲間からの激励。
そして、ここで弱音を吐きたくない、と。
私の中で眠っていた強さがふいに目覚めたようでした。

目標にしていた20キロを超えて、
34キロ(片上海岸付近)に到達したところで、制限時間切れ。
あと8キロと考えると残念ですが、この悔しさを糧に、
またフルマラソンに挑戦してみるつもりです。
機会をくださった北九州イベントスタッフ協会様に、
深く感謝をしながら、これからも頑張ります。

2019年2月開催の北九州マラソンに、北九州イベントスタッフ協会のスポンサー枠で出場された福本雄(ふくもとゆう)さんから、お礼のメッセージと写真が届いたので紹介します。


北九州マラソン2019を走り終えて

冬晴れの空の下、北九州マラソン2019を完走することができました。
レース中、背中を押してくれたのは多くの方々の温かい声援でした。
でも街の風景も応援してくださった人達の顔も見ることができません。
僕は視覚障がいを持つ、ブラインドランナーだからです。

北九州や福岡にはブラインドランナーのチームがあり、
僕も両方に所属してマラソンの練習に取り組んでいます。
目が不自由でも風を感じながら楽しく走ることができるのです。
そしてたくさんの声援はしっかりと耳に届いて励みになります。

思えば昨年秋、北九州マラソン2019の一般抽選に落選。
その後、北九州イベントスタッフ協会様の企業枠へ推薦いただき、
この大会に出場できることになりました。
諦めていただけに、走れると聞いて飛び上がって喜びました。

北九州マラソンのコースは僕に所縁のある場所を通ります。
母校の北九州特別支援学校、現在の勤務先、そして自宅。
僕を育ててくれた方、見守ってくれる方、支えてくれる方に、
頑張っている姿を見せることが恩返しになると思い、懸命に走りました。

結果はわずか2分及ばずにサブ4を逃してしまいました。
次のレースでは必ず3時間台を実現させたいと思います。
僕に挑戦と恩返しの機会をくださった北九州イベントスタッフ協会様に、
深く感謝しています。本当にありがとうございました。


北九州市戸畑区在住 福本 雄

北九州マラソン2019を走り終えて
福本さん(左)と伴走の長野さん(右)

KESAでは、北九州市のイベントを支援するため第1回より、北九州マラソンに協賛し、大会運営を支援しています。また、開催にあたり、組合企業にて設営・運営など様々なシーンで活躍しています。

北九州マラソン2019 SUPPORTING

平成30年6月1日第63回中央会通常総会会場(福岡市博多区)にて、福岡県中小企業団体連合会より、長年の組合活動と中小企業組織化の推進に寄与してきたことから表彰され、表彰状と記念品を授与いただきました。

福岡県中小企業団体連合会「優良組合表彰」受賞
優良組合表彰」受賞